Xのアンケート機能で行き先が決まるざつ旅、2巻の紹介です。
最初からネタバレになりますが、この巻で鈴ヶ森さんは日本三景を制覇します。
それぞれ私自身の旅でもだいぶ参考にさせていただきました。
そして、ざつ旅現象と呼ばれるきっかけとなった話も掲載されています。
2巻の内容はこんな感じです。
5旅目:京都府 伏見稲荷大社・天橋立
6旅目:栃木県 烏山線
7旅目:新潟県 粟島
8旅目:三重県 伊勢神宮・二見浦
9旅目(前編):広島県 宮島
おまけ
5旅目は”兵庫・京都・新潟・秋田のうち、多数だった京都”に行くことに。
1巻最後に登場したふゆねえ(糀谷冬音)とりりさん(天空橋りり)と女子3人旅。
あっという間に大人なイメージが崩れるりりさんが面白いです。
鈴ヶ森さんがりりさんに突っ込んだ後の「どこ中?」「十中です」のやり取りが好きです。
作中でも触れられていましたが、東京~京都、京都市内~天橋立が2時間くらいかかるのは
驚きです。
この話のルートはこちらの旅で参考にさせていただきました。
6旅目は”東京から上”。
とりあえずやってきた宇都宮から、たまたま発見した烏山線に乗って気になるところで
途中下車。こういう旅もいいなぁ。
気になる駅名でとりあえず降りて歩いてみる気持ちはよく分かります。
これまで一緒に旅していた中で視点が増えたことを実感する旅でした。
表紙にも取り上げられている、どうくつ酒蔵が気になる。
7旅目は”東京から北”。
ハッスーとともに新潟県の離島粟島へ。猛暑の中、島一周踏破を目指します。
島だから簡単に1週出来てしまいそうな気持ちも良く分かります。
親友同士の中のいい会話が心地よいです。
8旅目は”駿河湾・三河湾・伊勢湾・和歌山湾のうち、多数だった伊勢湾”へ。
漫画のネームで悩む鈴ヶ森さんにりりさんが神様に会いに行こうと誘って
伊勢神宮を目指します。
京都では常時飲んでいてどこに行ってもブレずに飲むりりさんですが、未成年との
二人旅ではちゃんと日中は我慢しています。そう、日中は…。
赤福食べたい。
9旅目は”深夜バスの名前で多数だったドリームスリーパー”に乗って広島に。
初の前後編の分かれる旅です。バスの苦手な鈴ヶ森さんが、担当さんの思い付きで
長距離夜行バスに乗って旅に出ます。同行者はふゆねえとゆい。
日本三景を制覇しに宮島に行きますが、そこで見た厳島神社の大鳥居の姿は…。
後にざつ旅現象(工事や休館など予定外の事態で施設に見れない・入れない)と
呼ばれるように現象が発生したお話でした。
この話がきっかけで同じ景色を見たいと行ってきた旅がこちらです。
おまけは旅の行く先決めを考える鈴ヶ森さんと、7旅目の粟島での1シーンでした。
2巻にして日本三景を制覇した鈴ヶ森さん。
アンケートもバリエーションが出て来て、ざつ旅現象も発生し始め、予想できない旅が
増えてきた巻でした。