表紙にゆいが初登場。作中の登場順的には早かったのですが、表紙を飾ったのは
最後になりました。
アンケートの内容に変化球が混じってきた巻です。
7巻の内容はこんな感じです。
21旅目(前編・後編):北海道(道南)
22旅目(前編・後編):北海道(道東)
番外旅
特別読み切り
ちなみにカラーページと番外旅はこちらの記事で紹介した特別小冊子で掲載されたものです。
21旅目は”埼玉・山形・秋田・北海道”のうち、北海道へ。同行者はハッスー。
北海道の名所をうまく回ろうと意気込む鈴ヶ森さん。検索するも改めて北海道の
広さを感じる移動時間が出てきます。さらに調べた結果、北海道は4つに
区分できることが判明。今回は道南(函館辺り)を旅することになりました。
前編は初めての北海道に気負う鈴ヶ森さんに、ハッスーが諭しながら函館に向かいます。
函館の飲食店に入る時のハッスーの躊躇の無さが好き。
雨の函館の街を歩いて函館山のロープウェイに行くも運休中。久々のざつ旅現象です。
宿で二人の馴れ初めに触れながら前編は終了。
21旅目後編は函館山を目指しつつ、まずは津軽海峡へ。
砂浜で鈴ヶ森さんの決断力や意志力、それに影響されたハッスーが話している様子が
描かれます。この二人の関係性、本当に好き。
そんな話の流れでゆいが車の免許を取ったことがハッスーの口から明らかに。
回転寿司でもおいしいという噂を確認しつつ、函館山を目指している道中、
ある山が気になった鈴ヶ森さん。調べた結果、北海道駒ヶ岳でふもとの大沼公園は
日本新三景の一つとのこと。巡り合わせということで目指すことに。
ただ、新幹線の終電もあり時間はギリギリの模様。
結果から言えば大沼公園にはたどり着いたものの、明るいうちには間に合わず…
そして何やら不穏な担当さんで〆。
22旅目は空港の識別コード”ROAH・RJNK・RJEB・RJFU”のうち、RJEBへ。
初の飛行機で当日まで行先の分からないアンケート内容。同行者のゆいと空港で
担当さんから渡されたチケットは、オホーツク紋別空港行きでした。
ちなみに他のコードの空港は、
ROAH:久米島空港
RJNK:小松空港
RJFU:長崎空港
初飛行機にはしゃぐ鈴ヶ森さんの様子が描かれつつ、無事に到着した二人は
空港では借りられなかったものの、紋別の街でレンタカーを借りることに。
紋別の街について借りられた頃にはすっかり暗くなり、ドライブ旅は後編に
お預け。ところが夕飯に入った店で周辺のおススメを聞いた鈴ヶ森さんは…
といったところで前編終わり。
22旅目後編は、周辺におススメが無いと聞いた鈴ヶ森さんが本当に何もないことを
確認してやる、と宿で燃える所からスタート。
サンゴ草の群落地・能取岬・天に続く道など各地を巡りつつ、何もない=楽しめない
ということを確認します。
そしてざつ旅では初めての3日目。あとは空港に向かうだけですが、途中で中湧別の
廃駅に寄り道。廃線跡は見たことあるけど、廃駅は…一応旧大社駅に行った、か?
最後に若干バタバタしつつ飛行機に間に合った二人でした。
番外旅は、今まで旅をしたことのある”京都・栃木・新潟・広島”のうち、新潟へ。
新潟には2巻7旅で行っています。今回は米を食べるの一点突破で来たとのこと。
道中地元の人に聞いたお店に入れずざつ旅現象に会いながら温泉宿へ。
無事に夕食で出てきた白米を食べられた鈴ヶ森さんでした。
特別読み切りは、番外旅の特別小冊子が配布された時の雑誌:青騎士に掲載された
短編です。
以前の特別読み切り(4巻参照)に増して、百合成分多めの内容です。
本編は北海道オンリーとなったざつ旅7巻でした。