2022年の年末。
日本三景、最後に残った天橋立に行くことにしました。
2021年の12月に松島に行っているので、1年越しで日本三景を制覇することに。
京都だし2時間くらいで行けるからと、今回は1泊2日で行ってきました。
■■1日目：天橋立～舞鶴■■
6時過ぎの新幹線で東京駅から2時間弱で京都駅に到着。途中で富士山を
見られればとそちら側の窓際の席を取ったのですが、残念ながら雲がかかっていました。
中学校の修学旅行ぶりくらいだから20数年近くぶりの京都でした。
ここから特急列車に乗り換えて天橋立を目指します。乗り換えまで少し余裕があるので
駅の周りを少し歩いてみました。ですが、20数年ぶりくらいになるとあまり記憶がありません。
京都タワー。修学旅行の時こっちに来たっけ…？
近未来的な京都駅内。カッコいい。
定刻から少し遅れて特急はしだてが出発しました。ここから約2時間で天橋立に着きます。
東京から京都までの時間とほぼ変わらないので距離の間隔が狂います。
日本海側は遠いのだと実感します。ずっと車窓を眺めていたのですが、京都市内から
先しばらくの間はずっと霧が濃かったです。
天橋立駅には定刻通りに到着しました。多くのディーゼルカーとすれ違って
飽きの来ない時間でした。ずっとJRを走っているものだと思っていたのですが、
途中で私鉄に乗り入れており、京都丹後鉄道の駅舎に到着しました。
そこからほど近くにある天橋立ビューランドへ向かいます。山の上から天橋立が
一望できる施設で小さいながら観覧車などの設備もあります。
上がるにはリフトとモノレールがあり、モノレールは運行時間が空いていたため
待ち時間の無いリフトに乗ることにした。久々のリフトは怖かったけど思った程
高くは無かったのでまだよかったです。
頂上に到着しても天橋立はずっと背後にあり、展望台に着いてようやく天橋立を
見下ろせました。見た瞬間に言葉で表せない気持ちで胸がいっぱいになりました。
日本三景を制覇した満足感もあったのかもしれませんが、松島の風景を見たときとも
違う感情だったように思います。
写真とかで見たことあるやつー！！と謎のテンションに。
股覗きもしてビューランドを軽く見て回ってから天橋立の松並木に向かいます。
下りのリフトは遮るものが無い状態で一望できるので、とても眺めがよかったです。
写真を撮るのはスマホを落としそうで怖かったけど。
冷や冷やしながらリフトで撮ってみた1枚。
途中早めの昼食を食べて松並木を歩きます。
右手の方に砂浜を見て波の音を聞きながら歩くのは気持ちがよかったです。…最初の内は。
3kmもあると同じような景色が続いているように思えてきます。松の樹形は
バラエティーがあったので、それを楽しめればよかったのですが。
この風景が3km。途中に小さい神社等もありはしましたが、さすがに飽きる…
すごいひねくれものなんだろうなぁ…とか思いつつ。
対岸に着いて今度は笠松公園に向かいます。こちらもリフトはあったのですが、
生憎運行が止まっていてケーブルカーのみの運転でした。ビューランドよりも
標高は高いし、普段写真などで見慣れた形とは違う天橋立を見ることが出来ました。
時間的に逆行になりましたが、これはこれでシルエットが浮き出ていて好き。
途中神社に寄って御朱印をもらいつつ、帰りは遊覧船を使って湾内を行きます。
多くの海鳥が付いてきました。
天橋立駅に戻り、今度は東舞鶴に向かいます。
2回乗り換えて東舞鶴に16時少し前に到着。こちらには鎮守府跡めぐりではないですが
横須賀、呉に行ったことがあるので天橋立のついでに行くことにしました。
残る佐世保もいずれは行ってみたいところです。
貨物線の跡を辿り、途中レンガ造りのトンネルを通って海側に向かうと
赤レンガ倉庫が見えてきます。中は資料館やお店になっていますが外観は
当時のままで静かな雰囲気でした。
レンガ造りのトンネル。歴史を感じる。
赤レンガ倉庫。横浜くらいでしか見たことなかった。
ここまで来るときにも感じていたのですが横須賀・呉と違って、舞鶴は海軍カレーとか
商店街なども軍港推しをしておらず、静かな港町といった印象を受けました。
街中では観光客もあまり見かけなかったように思います。
がやがやしていない感じはとてもよかったです。海のほうまで行くと護衛艦が
停泊していたのですがもう少し奥に行かないと見えないのか、それほど数は
見かけませんでした。軍港めぐりの船にも乗りたかったけど、年末なので
年内の営業は数日前に終了していました。
ホテルに向かう途中にアーケードを見かけたので、ホテルに荷物を置いてから
歩いてみましたがいい雰囲気ののところでした。
年末なこともあって多くの店でシャッターが閉まっていましたが…
こういう雰囲気の商店街好きだなぁ…
