梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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JALスカイミュージアムを見学

有休消化期間後に後悔しないようにする、ということで平日しか行けないところ・

予約とかが難しいところということで考えた結果、工場見学をしてみるという結論に

たどり着きました。

今日はその第一弾、JALのスカイミュージアムに行ってきました。

展示物の他、実際に格納庫に行って見学することが出来ます。

土日も見学をすることができますが、かなり人気のようで平日のほうが

予約に余裕がありそうです。

キャンセル待ちもできるので予約は難しくないかも。私もキャンセル待ちが通って

予約を取ることが出来ました。

料金は無料です。

www.jal.com

 

場所は東京モノレール、新整備場駅を降りてすぐのJALメインメンテナンスセンター。

 

見学内容としては展示コーナー1時間、格納庫45分(移動込み)という感じでした。

展示コーナーの見学開始前に教室に移動して注意事項の説明が行われます。

その後、格納庫見学のポイントというビデオが流れます。これは途中退室可能ですが、

出来れば見ておくことをオススメします。飛行機の機種の見分け方とか、羽田空港の

滑走路の使い方とかが説明されていて勉強になりました。

展示コーナー入り口(ブレブレですみません)

歴代キャビンアテンダントの制服展示。

個人的にはそこまで興味はないのですが、5代目の制服だけやたらミニスカートなのだけ

気になりました。時代の影響かな?

歴代のJALの飛行機の模型展示もありました。

最初はプロペラ機で三発エンジンの時代もあったんですね。

説明の時や展示の中でJASという言葉が出てきて引っ掛かっていたんですが、

合併した会社だったんですね。というか昔はこんなに航空会社があったのか…

飛行機のタイヤの断面モデルなんかもありました。っていうかブリヂストンなんだ…

昔のエコノミー?ビジネス?とファーストクラスの座席。

座り比べてみましたが、座り心地に違いがあるようには…?

ただ下の座席の方がリモコンでリクライニング出来るようなので、

まぁ高い席なんだろうな、と(語彙力)

個人的に興味深かったのはコクピットのモックアップでした。

2019年に退役したボーイング737のフライトシミュレーターだそうです。

席に座っても問題ないようなので座ってみました。驚いたのは視界の狭さですね。

この狭さでどんな操作をしてどんな訓練をしたら、無事に運航できるのか

素人には想像もつきません。

ボタンやレバー、計器も盛りだくさんで何が何やら…

操縦桿以外は触ってもよさそうでしたが、怖くて触れませんでした。

 

展示コーナーの見学を終えて教室に戻るとヘルメットを渡されます。

それから一人の説明スタッフに対して10人程度のグループに分かれて格納庫に行きます。

最初に第一格納庫に行きます。こちらは重整備を行うほうで、オーバーホールとか

長い時間がかかる整備を行うほうの工場だそうです。最大3機格納可能とのこと。

とにかく大きい、広い。かなりテンション上がります。

上は中型機用のドッグでこちらは大型機用のドッグ。こういう鉄骨バリバリの構造物、

いいですよね…

エンジンってああやってカバーが空いて整備するのか、の図。手前の机と比べると

その大きさがお分かりいただけるでしょうか。

ちなみにこのエンジンの直径は二つ上の写真の飛行機の胴体と同じくらいとのこと。

見学コースの片隅に模型。と思ったら左の方はラジコンだそうです。

コントローラー?が置いていますね。動画もあると説明があったのですが、

ちょっと見つけられませんでした。

続いて第二格納庫に移動。こちらは軽整備をするほうで、車などでいう6カ月点検や

日常的な点検を行う工場だそうです。

最大6機格納可能で、サッカーコートが3つ収まるって言ってたかな?

これは中型機?小型機?の垂直尾翼辺りを整備するための足場。左右に尾翼用の

足場が出ているのが面白いです。

大型機のエアバスA350が止まっていて近くで見ることが出来ました。

飛行機にこの距離まで近づけることって、なかなか無いのでその大きさを実感できました。

エンジン。こんな風に羽があるんですね。

ちなみに羽1枚で2000万円。それが22枚あるので一つのエンジンで4.4億円とのこと。

飛行機を正面から見ることが出来ました。両翼が意外と下にあることにビックリ。

この機種だからかな?

お顔のアップ。短い髭が生えているみたいでちょっとカワイイ。

コクピットの窓が垂れ目のようになっていますが、視界確保のためとのこと。

四角いグレーの部分が見えていますが、これは緊急用の脱出口とのこと。

ばんそうこうみたいなところと説明されていて、ちょっとフフッとなりました。

格納庫の外は滑走路になっていて3機ほど離陸の様子を観察できました。

当然ですが、空港の展望デッキよりも距離が近いので、エンジンの音は大きいし

迫力がありました。

床に置かれていたこの棒のようなものは飛行機の車輪を止めておくためのもの。

トラックとかも使っているアレと同じようなものですね。

ちなみに役割を終えたものは羽田神社のお守りに細かくなって入っているとのこと。

(滑り止めとして使われていた=滑らない)

この格納庫にはもう1機止まっていました。機種は失念してしまいましたが…

先ほどのものと比べると小さいです。いや、先ほどの飛行機が大きいので

スケール感が狂っているだけだと思うんですが…

先ほどの飛行機も主翼の先が反り返っていたのですが、揚力を得るための形とのこと。

以上で格納庫の説明が終わり、エントランスまで案内されて解散となりました。

 

感想としては、期待していた以上に面白かったです。

展示コーナーは説明をちゃんと読めば1時間では足りないくらいの展示物がありましたし、

格納庫は飛行機を間近に見ることが出来て大満足でした。

ただ、ゴールデンウィーク中は飛行機がほぼ出払っていて、物足りない感じになったと

説明している人が言っていたので、時期によっては満足度が変わりそうでした。

説明の人が飛行機を指して「あの子」「この子」と言っていたので、愛を感じたというか

オタク界隈だけの表現ではないんだなと思いました。

スタッフによって格納庫の説明内容は結構変わるようで、何度も来てくださいと

言っていました。

また忘れたころに行ってみようかな、と思いました。