コロナ禍の影響もあってか東京から近いところでの話が多い印象の巻です。
始めのLine.Fは多摩川線沿線にある競艇場に行ってみる話。
某ウマ娘の影響で競馬場に行ってみたいな、と思っているのですが入場の仕方とか
券の買い方とか細かいルールがありそうで行けてないな…。
賭け事には興味ないけどこんな感じで遊びには行ってみたい。
Line.19は駅弁大会で買ってきた駅弁を眼鏡女子と食す話。
セリフに一か所違和感があるんだけど誤植なのかな…(19ページ2コマ目)
そういえば1話も駅弁大会がきっかけで始まる話でした。駅弁大会、今度行ってみようかな。
延長戦の尾久に行く話とか、西武の新しい特急に乗る話とかも短編ながら好き。
Line.19 1/2は午後からの旅について考える話。
私は遠くに出かけるときは、予め計画して始発くらいの時間で出かけていくので
午後からの旅は考えたことがありませんが、作中で語られる時間の勿体なさには
同意できます。
Line.20は秩父鉄道沿線で主人公と眼鏡女子がぶらり旅をする話。
方向音痴な眼鏡女子が初めての一人旅?をします。こういうぶらり旅みたいなのって
私は出来ないので羨ましい。
Line.Gはバスタ新宿に行く話。
鉄道旅がメインの今作ですが、移動手段にバスを選ばない理由が明らかに。
そういえば、ざつ旅の鈴ヶ森さんもバスが苦手だったなぁ。
この話を読んで一回興味本位で行ってみましたが、概ね主人公と同じ気持ちになれました。
その時はバスには乗らなかったけど、適当な方向に乗ってみるのはやってみたい。
オチのやっちまったで八街市名物の落花生が出てくる絵が好き。
続くLine.Hは前話の続き。勝沼で降りた主人公がなんだかんだで楽しむ話。
Line.21は夢の内容の談義から飛騨金山に行く話。
飛騨金山、以前岐阜に行った時に行くつもりだったんですが名古屋のほうが近いと知らず、
北陸新幹線で富山から行って帰ってしまったため行けなかったんですよね…
いつか名古屋とか行くついでに行ってみたい。
この話だけ主人公の書き方が少し違う気がする。
飛騨高山・飛騨古川に行く辺りは、こちらの旅で参考にさせていただきました。
Line.I-1は古本屋で見つけた1986年の時刻表と現在の時刻表を比較する話。
時刻表は読み方すらも分からないけど、見てみたら楽しかったりするのだろうか。
Line.I-2は東京駅を舞台に35年間でどう変わったのか確認していく話。
ノスタルジーなポイントがあまり残っていないということでオチがつきます。
今、当たり前に見ていることも30年経つと変わってしまうので、できるだけ
当たり前の風景も写真に撮っておきたいなと思います。
最後のLine.I-3は末端のほうなら変わっていないのでは?と館山に行く話。
同じ館山の旅でもざつ旅とは違う方向で比べるのが楽しいです。
ざつ旅の千葉県の旅は8巻23旅をご覧ください。
初めて3本立ての話が登場した巻でした。