開催日など |
月・火曜日休館 |
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料金 (大人) |
無料 |
見学時間 |
40分以上(目安) |
写真撮影 |
基本的に撮影禁止。一部可能 |
予約方法 |
不要 |
公式ページ |
企業が運営している資料・歴史館って意外と面白くて好きです。
大体知名度や歴史のある企業が設置しているので、あのサービスの裏には
こんな歴史が、みたいな。
今回の施設は品川駅港南口から少し歩いたところにあります。
ヤマト運輸のマークがあるのでビル自体はすぐ分かりますが、事務所っぽいというか
入っていいのかな?という雰囲気が若干あります。
公式HPの施設紹介を見ると分かるのですが、ミュージアムの通路の上下には
車路が通っていて物流センターとしての役割が主な建物のようです。
2階に受付があって名前と連絡を書いて入館証をもらって6階に案内されます。
そこから螺旋状に下っていくような構成になっています。
館内は概要にも書いた通り基本的には撮影禁止ですが、一部可能な場所もあります。
これは展示コーナーの始まりにあるコンセプトアート?
横に書かれていた説明を見ると、この建物は2019年に創業100年を記念して
設立されたようです。それなら歴史館を名乗るのも納得。
1919年に銀座の地で創業したところから、日本史の主な出来事と並べつつ
展示・説明されています。
てっきり配達業のトップランナーをひた走っていたと思っていたのですが、
配達エリアの拡大に苦戦していたり、宅急便の開始が社内の反対で難航していたりと
苦悩の歴史があることを知りました。
マッカーサーが日本から引き上げるときの引っ越し作業を手掛けたとか、
歴史の授業では出てこないこともあって面白かったです。
初期のテレビコマーシャルの映像が流れていましたが、『クロネコヤマトの宅急便♪』って
聞かなくなりましたね。…単にテレビを見ていないだけかもしれませんが。
途中にはヤマト運輸100年の歴史を9分にまとめた映像を上映しているシアターもあります。
体験コーナーに歴代のユニフォームの展示がありました。緑を基調にしたイメージが
ありますが、下のパネルの右端に見切れてますが初期の頃は茶色だったんですね。
配達で使用されるウォークスルー車の展示もありました。
車両の中を見ることができます。運転席から荷物を積んでいるところに
アクセスしやすいようになっていました。
途中の体験コーナーもあってかお子さん連れが多かったです。
展示コーナーは階段で降りていく形ですが、外側にはスロープもあるのでベビーカーでも
問題ないようになっていました。
今や全国展開でなくてはならない存在ですが、創業後営業エリアの拡大に
かなり遅れが出ていたり、意外と苦戦していたことを知りました。
そういえばヤマトの物流ターミナルにも行っていたので、お時間よろしければ
こちらの記事も是非(露骨な宣伝)