梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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明治大学博物館を見学

開館日

月~土※8月1日~9月19日の土曜日は休館

日・祝日は休館ですが、祝日でも休日授業日は開館

料金

(大人)

無料

所要時間

30分~1時間程度(目安)

写真撮影

可能

予約方法

不要
公式ページ

https://www.meiji.ac.jp/museum/

地図

最寄り駅:

JR・東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅

東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅

東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線 神保町駅   

調べていると大学に併設された博物館が意外と見つかったりします。

が、大抵は平日のみ開館。営利目的じゃないだろうし仕方ない…

と思っていたのですが、祝日でもやっている日があるところを見つけたので行ってきました。

 

名前の通り明治大学の駿河台キャンパスにあります。御茶ノ水キャンパスでは無いのですね…

結構オープンなキャンパスで知らなければ普通のオフィスビルのようでした。

常設展示は商品・刑事・考古の3つコーナーに分かれていて、研究資料として収集したものを

一般に公開しているようです。

 

商品のコーナーは日本の伝統工芸品などの展示でした。

伝統的な包丁の加工工程があったり、

宮島のしゃもじがありました。

個人的には商品のコーナーはいまいちピンとくるものが無く、内容もあまり覚えていません…

 

続く刑事のコーナーは昔の罪の裁き方とか処刑器具の展示や、刑法関係の資料の展示がありました。

時代劇でお役人が御用だー!って言って持って走る提灯。

…すみません、時代劇あまり見たことがないです。

捕縛用に先のほうがえげつない形をしている棒。さすまたもあったようなので

こっちはよほど抵抗したら使うとかかな?だといいな…

十手!初めて見た、はず。打撃用の武器なんですよね、このリーチで。

と思いましたが、現代の警棒の原型と考えればそう不思議ではないのかも。

吊責用の台。ねじり上げた腕を垂れさがっている輪辺りに縛って宙づりにしたのだとか。

そんなに高くないのね、と思いつつ横のイラストを見ると役人が詰め寄るには

あまり高くても良くないのかと納得しました。

ギロチンとアイアンメイデン(鉄の処女)のレプリカ。ゲームとかでは見かけたことがありますが、

基本的には西洋のもので国内で展示があるとは思っていませんでした。

アイアンメイデンといえば中に針があって全身串刺しみたいなイメージですが、

説明を読むと針は後付けだったようで。

 

最後の考古のコーナーはその名の通り考古学のコーナーで、明治大学による調査研究の歩みと

その成果が展示されています。石器・縄文・弥生・古墳時代の遺物が展示が主な内容です。

以前から事あるごとに書いていますが、歴史には疎いので「あー土器をどうこうしてた時代か」

くらいの認識しかありません。若い人はこんな中年になってはいけませんよ?

 

石器時代の石器の展示…ですが、素人目にはただの石ころにしか…

って書いたらすごい怒られそう。

石器にはある程度地域性のようなものが見られるそうで伝播の様子を探れたりするようです。

縄文時代になると土器が出てきたり石器の形も目的が分かるような…

土偶って縄文時代には登場していたんでしたっけ。もうちょっと後かと思っていました。

呪具という文字で一瞬勘違いしましたが、”のろい”ではなく”まじない”のほうですね。

横浜市にあるという貝塚の標本。Googleマップを見ているとたまに貝塚という文字を見かけますが、

そこには昔の生活の痕跡があるということなんですよね。

弥生時代。ここまで来ると土器の形も芸術性が出て来て、進化してきているなぁと。

青銅といえば銅鐸。弥生時代に入ってきていたんですね。

島根の博物館でしこたま見たっけ…

縄文時代から古墳時代まで来ると文明の進化を感じますね。

技術レベルが上がっているのがよく分かります。

楽しみ方としてはズレている気がしますが…

特別展では連続テレビ小説”虎に翼”の展示でした。

明治大学は日本初の女性弁護士を送り出したそうですね。展示されていた小道具や

説明を見ると作中内でもその辺りが触れられているのでしょうか。

期間は3/25~10/28だそうです。

 

どうしようもなく歴史に疎い私ですが、結構面白かったです。

縄文~古墳時代も一気に見てみると文明の進化が感じられたり。

館内には明治大学の歴史資料があったり、卒業生の阿久悠さんの記念館も併設されていて

ちゃんと見ると結構時間がかかりそうでした。