梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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羽田クロノゲートを見学

先日行った東京証券取引所の見学が思いのほか楽しかったので、この有給期間中は

時間があれば社会科見学に行けるように予約を入れまくっています。

japapricot.hatenablog.com

 

今日はその第一弾。

そもそも羽田クロノゲートって何ぞやってところだと思うのですが、ざっくり書くと

クロネコヤマトでお馴染みのヤマトホールディングスが取り扱う荷物が集まる

大規模物流ターミナルです。

予約制で公式サイトから予約が可能です。平日だけでなく土曜日もやっているのが

いいですね。料金は無料です。

www.yamato-hd.co.jp

 

建物外観。説明を聞いた後で改めて写真を見るとこれだけ大きいのも頷けます。

こちらが見学受付がある総合受付。近未来的でカッコいいデザインです。

受付を済ませると他の参加者が集まるまでエントランスで待機することになります。

その間に多くはありませんが、展示されているものなど眺めていきます。

このトラック、ウォークスルーって呼ばれているんですね。

大きい黒猫が鎮座していました。クロネコヤマトだから?

これだけ大きいとちょっと怖い…

参加者が集まると2階の展示コーナーに移動します。

他の参加者はほぼお子さん連れでした。外国人の方が一人いました。

展示コーナーに行くと荷物等を入れて置けるロッカーがあったり、トイレに行く時間が

設けられています。

 

展示コーナーの目玉?はこのヤマトホールディングスの100年史でしょうか。

荷物の預け入れやトイレが一通り済んだところで、スタッフによる解説が始まります。

1919年11月29日、銀座で創業したそうです。

トラックなどにあるロゴマーク(猫が子猫を咥えて運んでいる)には、

子猫を運ぶように丁寧にお客様の荷物を運ぶという意味があるそう。

有名な話ですが、魔女の宅急便のタイトルについても触れられていました。

(宅急便は商標登録しているのでヤマトが許可、スポンサーになった)

不在伝票の横のギザギザは猫の耳を表している他、目が不自由な人に配慮した

ユニバーサルデザインだそう。

ちなみに所々四角く飛び出ているところはブロックになっていて、取り出すと

解説が書いてあったりします。

他には変更となったシンボルマークの解説や正月の新聞広告の展示。

宅配ロッカーの展示もありました。使ったことがなかったので知りませんでしたが、

これってヤマトのサービスだったんですね。

他には撮影スポット的なベンチがありました。

ここから先は撮影禁止だったため文字中心になります。

この後は見学者ホールに通されて10分程度の映像が上映されました。

内容は羽田クロノゲートの説明、ヤマトグループの歴史・取り組みなどでした。

 

続いてこの見学のメインディッシュ?荷物仕分け場の見学者通路へ。

公式サイトからお借りしました

今日は荷物が少な目で画像ほどの荷物は流れていませんでしたが、ベルトコンベアが

思っていたよりも早く流れていて驚きました。

運ばれてきた荷物が脇から合流してくるのですが、この速さでもぶつからずに

しかも中央に置かれるようになっている仕組みになっていて、見ていて飽きませんでした。

もっと荷物が多かったら楽しそうだなぁと思うくらい。

メインのベルトコンベアは、長さが1,070m、1,336枚のセル(荷物を乗せる所)、

時速9.7kmで動いていて、処理能力としては最大1時間で48,000個だそうです。

これが2台あり、2層構想になっていてメンテナンスが必要な時は1台停止して

稼働を続けられるとのこと。

 

その後、集中管理室を見ました。普段は白いフィルムを貼ったようになっていて

廊下からは中が見られないようになっているのですが、何か操作をすると透明になって

見られるようになる仕組みになっていました。

モニターは24枚あって先ほどのベルトコンベアの状況を監視しているカメラの

映像がメインで、補助としてコンベアの異常を知らせる画面等がありました。

 

最後は展示ホールでこんな感じでキャッチコピーのようなものが並んでいて、

下の引出し(茶色い部分)を引き出すと

そのキャッチコピーに応じた展示があったり、ちょっとしたゲームが出来たり、

体験できる仕掛けがあったりしました。

あと、見学の特典としてグッズをもらえるのですが、それもヤマトのFRAPSという

システムを利用したものになっていました。

FRAPSは説明が難しいというか、ちゃんと理解できていないのですが簡単に書くと

仕分けのシステムでバーコードを読み込むことで必要な商品をすぐ取り出せる的な…?

グッズはボールペン・定規・シール?でした。シールはお子さんが喜びそう。

そういえばこの黒猫と白猫のキャラって新しくなっていたんですね。

 

そんな感じで羽田クロノゲートの見学をしてきました。

見学時間は90分の予定でしたが、最後の展示コーナーが自由見学なので、

もう少し早く出ることができます。

全体の感想としては、やはり仕分け機が見れたのが良かったですね。

映像を見ることが多かった気がしますが、退屈せずに見学することが出来ました。

 

こうして書いていると、小学生の頃に社会科見学の後に書かされた感想文を思い出しました。

あの頃と違って自分の興味があるものが見られるので、楽しんで見らました。