梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ANA Blue Hangar Tourを見学

開催日など 火~土 祝日閉館

料金

(大人)

無料

見学時間 約1時間半
写真撮影

自由。

ただし、SNS等に載せたい場合は使用許可を得る必要有り

予約方法

オンライン予約

公式ページ

https://www.anahd.co.jp/group/tour/ana-blue-hangar/

JALの工場を見学したのならANAも行かなきゃでしょ、というわけでもありませんが

予約が取れたので行ってきました。

予約の順番的にはANAが先に決まって、JALは後でキャンセル待ちが通ったという次第です。

japapricot.hatenablog.com

こちらも人気ですぐに予約が埋まってしまいます。見た感じキャンセル待ちは無いので

結構争奪戦かも。私はたまたま空いていたところに運よく滑り込めました。

 

ちなみにこの見学で撮影した写真は、全てANAに掲載していいか事前に確認する

必要があります。ブログに限らずSNS等で使用したい場合も同様です。

以降の写真も確認依頼を行い許可をもらったものです。

当日中に確認結果を出すのは流石に難しいようで、使用許可のメールを送って

概ね1日くらいで返信をもらいました。

メールで確認するのですが一度に送るのは5MB以内に収めてくれとのことだったので、

かなり厳選して圧縮をかけて…とちょっと面倒でした。

 

場所は東京モノレール、新整備場駅から歩いて10分程度のところにあります。

見学時間に合わせてシャトルバスも走っています。

 

見学内容としてはお話会30分、格納庫見学40~50分(移動込み)、

展示コーナー自由見学(30分)という感じでした。

私はツアー開始30分前には着いていて、お話会の前に展示コーナーを見ても

構わないということだったので、先に一通り見終わっていました。

 

展示コーナーは整備工場らしく、ANA自体の歴史などは少な目で整備部門に

フォーカスした内容になっていました。

思っていたよりも展示内容は少な目な印象を受けました。

やはりタイヤはブリヂストン…と思ったら、4つのメーカーを使用しているそうです。

JALもそうだったのかな。

整備に使うバカでかいレンチがありました。持ち上げてみましたが、とても片手では

扱えません。持ち運ぶのも大変そう。

展示コーナー以外にもお話会で使用する会場にはエコノミー・ビジネス・

ファーストクラスの座席があり座り比べをすることが出来ました。

ファーストクラスは仕切りもあって落ち着く感じがしました。

 

時間になると説明会場に集まってお話会、という名の整備部門の説明等がされました。

前段階として羽田空港の説明があったのですが、D滑走路について説明があり

右半分(茶褐色の辺り)は埋め立て地、アスファルトのほうは多摩川の流れを

妨げないように桟橋構造になっていると説明があり、へー!となりました(語彙力)

ANAの格納庫は二つあり、第一は7機・第二は3機の合計10機格納できるそうです。

他にも、整備部門についての説明や映像上映がありました。

 

その後、格納庫に行く前に小休憩が挟まったのですが、その間飛行機組み立て・

格納庫の仕事の様子の早回し映像が上映されました。

格納庫の映像の方はミニチュアとかジオラマに見えるような映像効果になっていて、

整備スタッフが小人のように見えるようになっていて、ちょっとカワイイなと思いました。

個人的には必見の映像です(笑)

 

それから10人程度のグループに分かれて格納庫に行きました。見学時間の関係から

第一格納庫のみでした。

格納庫への扉が開くと、ドーンと飛行機がお出迎え。

鉄骨が複雑に入り組んでいる光景はやはりいい…

見学通路から見る垂直尾翼。大きい(語彙力)

ちなみに水平尾翼に黒い枠があるのですが、その内側なら乗っても大丈夫という

印だそうです。

それから一番下まで降りて飛行機に近づいていくのですが、こんなところまで

近づいちゃっていいんです?というところまで行きます。

尾翼を真下から拝める日が来るとは思いませんでした。

胴体をこんなに間近に拝めr(

エンジンをこn(

いい加減しつこいですね。本当にここまで近づいていいの?大丈夫?というところまで

近づいていきます。

プラモデルを本格的に作っている人は、こういうコーションマークとか

参考になるんだろうなぁ。

水平尾翼は燃料の減少に応じて、重心の変化に対応するために上下するそうです。

と、この汚れを見ながら説明を受けました。

この角度だと昔の新幹線のようにも見える?

エンジンのカバーが外された状態で置かれていました。

一本一本の管や配線に意味があるのでしょうけど、何が何やらさっぱり…

でも男心をくすぐりますね。

ランディングギア。ステアリングがあるのはここだけ。その代わりブレーキは

主翼側の方にしか無いそう。空転するのでブレーキの代わりに強制的に抑え込む

システムがあるという話でした。

ANAのボーイング50機目の記念塗装機だそうです。1機しかないようなので、

かなりラッキーだった模様。

 

他にも色々と見せてもらったのですが先に書いた通り、掲載写真については

確認がちょっと面倒だったのでこんなところで。

説明してくれた方が元整備士だったようで、専門的なことを分かりやすく

説明してくれました。

 

その後は展示コーナーを見るもよし、ショップで買い物するもよしの自由見学・

自由解散となりました。

一通りの感想としては、やはり飛行機をかなり近づいて見れたのが良かったです。

大きさを感じることが出来ることもありますが、離れていると分かりにくい部分とかも

近づいて説明をしてもらえたので興味深く聞くことが出来ました。

欲を言えば第二格納庫も見られたらと思いましたが、そうすると2時間コースになると

言っていたのでまぁ仕方ないですね。

こちらも期待していた以上に面白かったです。

 

ここまでJALとの比較はあえて書いてきませんでしたが、どっちも同じくらいよかったです。

感じた違いとしては

〇展示コーナーはJALのほうが圧倒的に充実している。

〇でも整備工場、という意味ではANAのほうが内容は合っているのかも。

〇格納庫見学はANAのほうが近くで見られる(説明する人による?)

〇JALの方は二つの格納庫を見られるので大きさの違いが分かる。

 

運よくJALとANA、両方の整備工場を見ることが出来てラッキーでした。

こうしてちゃんとした設備の工場で整備されて空の安全が守られているんだな、と

改めて思うことが出来ました。

今後飛行機に乗る時はより安心して乗ることが出来そうです。