■■3日目：生そうめんを目指し灼熱サイクリング■■
3 日目の始めは再びフェリーで瀬戸内海の離島へ。
旅の直前にBlueskyで教えていただいた小豆島のグルメ、生そうめんを食べに行きます。
はい、この中で”しょうどしま”以外の読み方で読んだ方は手を挙げてください。
先生怒らないから。
(=ﾟωﾟ)ﾉ
しょうどしまの存在は知っていましたが漢字でこう書くとは…
40分ほどで土庄（とのしょう）港に到着。
お店については”生そうめん 小豆島”で検索して最初に出てくる店でいいかと思い、
バスで向かえそうだったのでその予定でいたのですが、嫌な予感がしてフェリー内で
調べ直したところ前日までの事前予約が必要なことが判明。
慌てて他に提供している店が無いか確認し無事発見。
何のために渡ったか分からなくなるところでした…危ない危ない。
そのお店は港から少し離れたところにあって、バスでも行けそうですが
他を見て回ることを考えたら小回りの利く自転車がいいだろうと思い
レンタサイクルを借りることにしました。
電動じゃないのはちょっと辛いけど、まぁ足があるだけ有り難い。
ちなみにレンタカーは眼鏡を持ってきていないので選択肢には上がりませんでした。
ここで土庄港から目的地までの距離を確認しておきましょう。
歩きで2時間近いということは自転車でもその半分くらいでは…？と考えた人もいるかもしれません。
この時の私はルート検索というものをしていなかったので、ざっくり位置関係だけ
確認して「何とかなるでしょ～」の精神でいました。
…おかげで灼熱地獄を味わうことになります。
購読しているブログの中で離島を自転車を使いながら巡っている方がいて、
結構憧れていたので割とテンションが上がっています。
が、島の海側でも割と起伏が多く上り坂の度に自転車を降りて押して行きました。
でもおっちゃん知ってんねん、こういう坂道の先は景色が開けてキラキラした海が見えるって。
ほらね！思っていたより海は遠かったけど！
とテンションが高かったのも最初の内だけで、3回目あたりの坂道では無感情に。
もう少し海風があるかと思ったのですが、期待していたほどは吹いていませんでした。
いやでも本当に景色はキレイなんですよ。…汗だくで楽しむ余裕がないだけで。
バスに追い抜かれる度に乗せていってほしいとどれほど思ったことか…
港からひーこら自転車を漕いで目的のお店に到着。何だか照明がついていなくて
人気もないような…まさかね。
生そうめん…
— 梅しそ (@japapricot.bsky.social) 2024-08-24T01:56:25.903Z
まさかでした。
えー…Googleマップだと営業中っぽかったのに。でもそんなにタイムリーじゃなかったりするし…
ちょうど日陰にあったベンチに座り、クールダウンをしながらしばらく呆然。
そこまで食べたかったか？と言われれば、普通のそうめんでも小豆島の名物なので
良いといえば良いのですが…ここまでの道のりを考えると…うーん。
どのみち土庄港に戻らないといけないことには変わりないので、隣接する道の駅を
冷やかしてアイスでも買って帰ろ…と思いながら軽食を提供しているコーナーを見てみると
ありました生そうめん！
駄目元で覗いてみてよかった…炎天下でたどり着いた生そうめんはそうめんなのですが、
しっかり歯ごたえ？もあって食べることができて本当によかったです。
まぁ、この後同じ道を再びひーこら言いながら自転車を漕いで戻るのですが…
土庄港に戻る前にエンジェルロードに少し寄り道。恋人たちの聖地とのことなので
ぼっちの私には縁遠いところですが、せっかくなので見ておこうかと。
干潮時には向こうの島まで渡れる道が現れますが、行ったタイミングでは道はありませんでした。
瀬戸内海の海は透明度が高くて本当に綺麗…！
ポスターやのぼりを見て知ったのですが、小豆島ってからかい上手の高木さんの
聖地だったんですね。
そういえば、最近CMで高木さんの聖地云々ってやっていたような。
どこかの片田舎（失礼）が舞台とは思っていましたが離島だったとは…。
高木さんの作中で西方君が行った本屋さんや、恐らく二人が歩いていたであろう地区を
軽くサイクリングしてきました。プチ聖地巡礼ということで。
土庄港の高速船乗り場2階には高木さんの情報発信をしている場所があり、
等身大の高木さん像がありました。自転車は西方君のかな。
世代は違いますが、小豆島は二十四の瞳の聖地でもありますね。
映画村があって雰囲気が良さそうだったのですが、一度に回るにはちょっと遠かった…。
いつか島一周しつつ行ってみたいところです。
滞在時間4時間ほどで小豆島とお別れ。離島らしい穏やかな雰囲気の島で
とても気に入りました。今回行ったのはほんの一部のエリアなので、
直前にも書きましたが島一周するくらいの気持ちで再訪したいです。
今度はちゃんとレンタカーを借りて(笑)
生そうめんを食べたのが11時前後くらいで少し小腹が空いたような気がしたので、
フェリー内でうどんを注文。
うどんチャンスは逃さないようにしないとね。
