梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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たばこと塩の博物館を見学

開催日など

月曜日休館

料金

(大人)

100円

見学時間

30~1時間(目安)

写真撮影

可能

予約方法

不要

公式ページ

https://www.tabashio.jp/

最初に申し上げておきますが、私自身はタバコは吸いません。

台風一過で暑いしなー、駅チカでどこか無いかなーとGoogleマップでウロウロしていたら

見つけました。

 

場所は東京スカイツリーの目と鼻の先。まぁ、少しは歩きますが。

なぜ、たばこと塩?と思ったのですが公式HPによると

当館は、専売品であった「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとする博物館として、日本専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)により設立され、1978(昭和53)年11月、渋谷の公園通りに開館しました。

ということのようです。

展示内容や割合を見ると、JTが設立しただけあってタバコがメインで、

塩はおまけのような気もしないでもないですが…

あ、でも決して塩のほうは手抜きというわけではないです。

入り口前には長いパイプを咥えた半裸のおじさん?のモニュメント。

タバコ関係の有名な人かと思えば、原型はスウェーデンのタバコ屋が看板として

使用していたものとのこと。

入場料は一覧で書いた通り、大人料金で100円と安いです。

1階は受付とミュージアムショップがあり、2階は塩の常設展示と特別展示のスペース、

3階はタバコの常設展示となっています。

特別展示は時期が時期なだけに(訪問日8/17)夏休みの子ども向けの内容だったのでスルー。

 

塩に関する展示のほうは世界の塩の採取などの紹介から始まりました。

塩湖といえばウユニ塩湖が思い浮かびますが、世界各地にも当然あるんですよね。

この像はポーランドの岩塩抗にある聖キンガ像のレプリカ。

本物は岩塩で出来ているそうで、周りの彫刻やシャンデリアなども岩塩で作られているという

紹介映像が流れていました。

岩塩抗…初めて聞きました。映像で見ただけですが神秘的な空間だったので、

ちょっと本物を見たくなりました。…海外に行く度胸はありませんが。

続いては日本国内の塩の採取についての説明。

たまにテレビで見かける砂に撒いて水を蒸発させる方法は知っていましたが、

写真は潮の満ち引きを利用して塩を採取するという”入浜”という方式だそう。

背景の白い砂浜みたいなところに、満ち潮を利用して海水を引いてきて…みたいな

方法みたいです。

瀬戸内海沿岸で作られていた方式のようですが、東京湾でも入浜だったところがあり

塩浜という地名で残っているとのこと。

幕張メッセに行くときに通る市川塩浜…!と一人で納得。

一口に塩を作るといっても色々考えられてきたんだなぁ、と思いました(語彙力)

塩の結晶を顕微鏡で見られるようになっている展示もありました。

あまり塩を結晶体として意識したことは無かったので、ちょっと新鮮でした。

以上で塩の展示は終わりで、3階のタバコの展示コーナーへ。

入るとすぐのところにマヤ文明の遺跡のレプリカがあり、タバコを吸う神様のレリーフが。

タバコに関する史料としては最古のもののようです。

タバコの始まりは趣向品では無くて、呪術的・儀式的なところで用いるものだったんですね。

タバコの原産はアメリカ大陸のナス科植物だそうで。

…ナスの仲間だったんだ!?

タバコに関するものということで色々な地域・年代のパイプや喫煙器具が

展示されていました。

もうこの辺りまで来ると楽器か何か?という感じです。

アメリカで発売されていたシガレットのおまけに入っていたというタバコカード。

絵が綺麗で程よい大きさだったので、ちょっと欲しくなりますね。タバコは吸いませんが!

日本国内のタバコの歴史についても展示がありました。

珍しいきせるということで、護身用きせるの展示がありました。

きせるにしては重い(約300g)だから護身用、ということのようです。

鈍器ってこと…なの?

最後の展示はタバコの広告の移り変わりが見られるようになっていました。

写真の下のほうには歴代のパッケージなども展示されています。

展示コーナーの最後には昔のタバコ屋さんを再現したフォトジェニックなコーナーが。

通りがかった人はほぼほぼ写真を撮っていました。

腰が曲がったおばあちゃんが見える…気がします(幻覚)

ちなみに右側にある緑のタバコ自販機は平成15年まで山梨県甲府市内で

稼働していたものだそう。

最近全然見かけないけど、今のタバコの自販機ってタスポってやつを使うんだったっけ?

と思って調べたらサービス終了のニュースが。

今後も自販機で販売する場合は大体の装置を付ける必要があるようですが、

今はそこらのコンビニで買えるしその内タバコの自販機自体が絶滅しそう。

www.yomiuri.co.jp

 

スペースは広くありませんが、意外と見応えがあって興味深く見ることが出来ました。

特にタバコの歴史については、全く興味がありませんでしたが見終わった後は

改めてちゃんと調べてみたいなと思いました。