梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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立山黒部アルペンルートを縦断してきた話~1日目その1~

転職前の有休消化中に行った旅行シリーズのラストとなります。

立山黒部アルペンルートにしたのは、トロリーバスが今年で運行終了となるため

乗れるうちに乗っておきたかったからです。

バスとは付いているものの分類上は電車であるため、にわか乗り鉄としては

いつか乗っておきたいと思っていたのですが、まさか運行終了になるとは思わず…

 

そんなわけでトロリーバスに乗る以外にこれといった目的はなかったのですが、

せっかくなので立山黒部アルペンルートを縦断してみることにしました。

1泊2日の弾丸ツアーとなりましたが雄大な自然を感じることが出来た旅となりました。

 

■■1日目:いざ立山黒部アルペンルート。まずは黒部ダム■■

ご存じかもしれませんが、立山黒部アルペンルートは長野~富山をまたがるルートです。

www.alpen-route.com

1日目はゆっくり登りながら頂上駅の室堂で宿泊、という感じにしようと思い

長野側から攻略してみることにしました。

東京駅から6時半頃の北陸新幹線に乗って長野駅へ。

長野駅前からはアルペンルートの麓駅の扇沢までの直通バスがあるのでこちらに乗車。

バスは料金は現金先払い式で行先を運転手に行って支払う形式で、勘違いして

途中駅までの料金しか払わなかったのですが途中で気が付いて乗り継ぎとして料金を

支払い、事なきを得ました。

 

東京駅出発から約3時間後、扇沢駅に到着。

少し駅周辺を見て歩こうかなと思っていたのですが、バスから降車後促されるままに

チケット売り場に行ったら、この後すぐの発車時刻が印字されたチケットだったため

散策する間もなく電気バスへ。

そういえば、行けば何とかなるぐらいの気持ちだったのであまり調べてなかったのですが、

立山黒部アルペンルートって結構お金がかかるんですね…

扇沢駅~室堂駅の片道券でも7000円弱くらいかかりました。

パンタグラフが生えている変わったバスです。トロリーバスは常時パンタグラフから

電気の供給を受けていますが、電気バスはパンタグラフからバッテリーに充電して

走るバスみたいです。ハイブリッド車みたいなものかな…?

扇沢駅を出て少し走るとすぐ長いトンネルに入ります。

10分程度で黒部ダム駅に到着。トンネル内に駅があるのですが、かなりヒンヤリとした

空気でした。

流石に山の上だし…と思い念のため持ってきておいたフリース素材の長袖上着を着用。

あ、ちなみに行ったのは6月中旬です。

長い登り階段を登って展望台に到着。目の前には立山がそびえています。

まだかなり雪が残っていますね。…気温何度くらいなんだろう、もうちょっと

厚手の上着が必要だったのでは…?とちょっと不安に。

眼下には黒部ダムが見えます。何だか巨大すぎて人工物として現実味が無いというか…

いや、目の前にあるんですけどね。実物が。

そういえば、実家に黒部ダムの本があって子どもの頃に読んでいて、

一時期憧れのようなものがあったのを思い出しました。

黒部湖は美しいエメラルドグリーンでした。

遠くに見える山も含めて本当に綺麗で来てよかったなぁ、と感動。

振り返ってみると岩肌が剥き出しの山でした。切り立った山ってこういうことを言うのかな。

展望台の隅には破砕帯からの湧水が流れていました。「おいしい」って書いてあるから

飲み水だよね…?とおっかなびっくり捨てようと思いつつリュックに入っていた

ペットボトルをゆすいで飲んでみました。

冷たくてうっすら味があるというか、確かにおいしい水でした。

展望台からは下ってレストハウスに向かう長い階段があり、途中にあった

黒部ダム開発記のような展示を見ながらダムの前くらいまで降りてきました。

進撃の巨人のウォールマリアとかはこの半分くらいかなぁ、とか良く分からないことを

思ってみたり。

レストハウス近くに自販機があったので何か飲もうかなー、と近づいてみたら

この値段。まぁ、補充も大変そうですしね…。

近くにまた湧水が流れているところを見つけたので空いていたペットボトルに補充して

この日の飲料水にしました。

だいぶ早かったのですが混む前に、と思い昼食。ダムカレーにしてみました。

湖面のエメラルドグリーンを意識してかグリーンカレーでした。

昼食を食べたところでキリがいいので今回はここまで。