開催日など |
毎週月曜日休館 |
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料金 (大人) |
無料 |
見学時間 |
30分~1時間(目安) |
写真撮影 |
可能 |
予約方法 |
不要 |
公式ページ |
転職に伴って通勤中に大江戸線の都庁前駅を通過するようになったのですが、
車内放送で流れてくるのでずっと気になってたので行ってきました。
場所は上にも書いた通り都庁前駅のすぐ近くです。ビルが駅直結だったので
この時期はありがたい。
この手の施設にしては珍しくオフィスビルの一室にテナントとして入っていて、
ちょっと動線が分かりづらいです。
取りあえずオフィスエントランスに出て33階に行くエレベーターを探してみるといいかと。
館内は大きく3つのコーナーに分かれていて、兵士・戦後強制抑留・海外からの引き上げ
という感じになっています。
赤紙ってテレビとかでしか見たことなかったけど、そんなに大きくないんですね。
…広島辺りで見てたかも?
陸軍の軍服や装備品の展示もありました。
広島だとボロボロのものだったから、この状態で見るのは新鮮かも。
展示物は結構分かりやすい内容になっているように感じました。
満州事変から太平洋戦争終結までの戦線もこんな感じに。
歴史の授業だと一つ一つ時系列でピックアップしてたような気がしますが、
こうやって俯瞰して整理したらもっと覚えやすかったのかな、と今更思ったり。
そういえば夏休みの自由研究のためか、子供連れが多かった気がします。
これはソ連の強制収容所の模型だったはず。なんかこういうフィールドのゲームが
あったような…って考えてしまうゲーム脳。
これはソ連から支給された防寒コートだそう。
右のコートは袖がありませんが、空腹に耐えかねてソ連の労働者とパンを
交換してもらうために袖部分を渡したとのこと。
袖をなくした場合は外気温マイナス30~40℃の環境で労働…ヒェッ
体験コーナーには抑留者が作ったスプーンのレプリカとか写真のような
歩兵が背負う装備がありました。注意書きにもありますがめちゃくちゃ重かったです。
「またまた大袈裟な」と思いながら持ってみたら重くてびっくりしました。
個人的には展示物の数と説明パネルのバランスが良くて結構見やすかったです。
広島と長崎で戦争にまつわる資料館を見ていますが、割と軽めな感じで見られるので
入門編(?)にはいいかもしれません。
…というか広島が重いんだよなぁ。いや、戦争の悲惨さを伝えるということでは
あれが正解なんだと思いますし、人命がかかっているので思いも軽いもないんですが。
そういう観点ではここは少し物足りないかも。