最初のLine15 1/2は切符がテーマ、と思いきやICカードの印字履歴を使った遊び。
冒頭の切符を見失うパターンは今でもあるあるです。
遊びの内容は印字履歴の頭文字を1~9で並べるというもの。ノーラッチとか
初めて知った…(鉄道会社が違っても改札を通らずに乗り換えできること)
五香のFIVE SPICE POWDERがなんかツボ。主人公の兄はURAWA∞を作っていたりしました。
作中で邪道といわれていたカード2枚持ちでいつかやってみたい…かも?
Line16・17は山陰旅。コミックで見ると途中にLine16 1/2が入るので、しばらく
続きものと分からなかった…
新山口まで東京から新幹線で4時間半…。楽しそうですが、ちょっと腰にきそうなので
もし行くのなら飛行機かなぁ。
知らない街の夜に自分が他人事みたいに見える感覚は私も好きだったりします。
2日目に出雲大社へ寄っています。こちらの旅に行くときにざつ旅とともに
参考にさせてもらいました。旧大社駅行きたかったなぁ…
2泊目に止まっている恐竜博物館に泊まろうと思ったけど、微妙にルートから外れるので
やめたのですが経験としては行きたかったな…
LineEは絵描き娘と東京の坂巡り。作中で坂の町なら長崎や尾道がすごいと
語られているので、今度の長崎行きが楽しみです。
坂巡りというとタモリさんの番組みたいになりそうだけど、テーマとしてはアリかも。
Line18はオムニバス形式で旅に関するあるあるのようなものが描かれます。
『送迎』も『鍵』もビジホをメインに使う私にはあまり影響がないけど、
そういうこともあるのかと参考になります。
『景色』で景色がいいとは見晴らしがよくて遠くまで見えると自然に出てきて、
遠くまで見えることは人間によってなんらかの強力な快楽と語られています。
確かに「よい」なら色々なものがあってもいいのに、ある意味定義づけされているような
気がします。不思議。
『帰途』は旅の終わり、帰宅するときの気持ちが描かれます。家が近づき、
身体が日常に戻っていき、もっと知らない所を歩いていたかった気持ちは良く分かります。
そんな時私は、高校の先生が日常があるからこそ祭りの日がある、的なことを
言っていたことを思い出します。
4巻ではLine18の『帰途』が特に好きです。