梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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セイコーミュージアム銀座を見学

開催日など

月曜日休館

料金

(大人)

無料

見学時間

30~1時間以上(目安)

写真撮影

一部不可

予約方法

推奨
公式ページ

https://museum.seiko.co.jp/

日比谷で映画を観て帰ろうかと思っていたところ、ふとGoogleマップを見ていて

こちらが表示されたので行ってみることにしました。

 

場所は銀座の一等地。いいところにあるなぁ。

予約をしていなかったのですが入らせてもらえました。

公式HPを見ると予約優先とのことなので、確実に入るのなら事前に予約をした方がよさそうです。

以下のようにフロアごとにテーマが分かれている展示構成になっています。

6階

グランドセイコーミュージアム

5階

セイコーの色々な製品の紹介

4階

セイコーの代表的な製品の紹介

3階

時計の進化と和時計の紹介

2階

セイコーの歴史紹介
1階

受付とミュージアムショップ

地下1階

セイコーの技術紹介

6階+地下1階の計7フロアですが、フロア当たりはそれほど広くはありません。

ケースのレイアウトはフロアによってまちまちですが広さはこんな感じ。

1~2階は階段がありますが、地下1階,3~6階はエレベーターでしか移動できません。

展示内容はそれほど多くないのでテンポよく行きたいところなのですが、

正直ちょっとまどろっこしいです。まぁ、是正しようもないことなのですが…

 

時計メーカーのミュージアムなだけあって館内の展示は時計だらけです。

そうそう本物を見る機会のない懐中時計とか

漫画やアニメでアイコン的に描かれそうな目覚まし時計があったり、

なんと江戸時代の時計までありました。

今の12時間(24時間)に分割する定時法ではなく、江戸時代は不定時法だったそうで

1日を昼と夜に分けて各々を当分していたんだそう。

季節ごとにも文字盤が違ったようです。考えてみると日時計から現代の時計までの

進化って最初と最後くらいしか分からないですよね。私だけ?

このような和時計以外にも少しだけですが、世界の古い時計があったりしました。

これは時計の部品を作る機械で常に動いていました。

カラクリとか好きな人にはたまらないかもしれません。

置いてあったコーナーはセイコーの歴史が紹介されていたのですが、

前身の服部時計店は創業6年目にして銀座に進出したんだそうです。

だからこのミュージアムもここにあったんですね。

ついでに、銀座のシンボル的存在の和光の時計台は関東大震災で被災した

服部時計店本店を立て直したものなのだそう。

和光も元々は服部時計店の小売部門が分離独立したようです。

これはラジオの電波を利用して自動的に時刻調整する機能を持った時計。

電波時計のご先祖ですね。

こちらは視覚障がい者用の腕時計。文字盤のカバーが開けられるようになっていて

長針短針を触ることで時刻が分かるようになっているようです。

そういう視点で考えたことが無かったので、有ること自体にも驚きました。

高級路線シリーズの置き時計、らしいです。

1分毎に鉄球が転がってきて長針を進める仕掛けになっていました。

歯車とか仕掛けが動いていて見ていて飽きなさそう。でも手は出ない金額なんだろうな…

ついでに言えば時計としては文字盤が見づらいような…?

キーボードが一体化した腕時計とテレビが見られる腕時計。

昔の技術黎明期ってこういうヘンテコなロマンのあるガジェットがありますよね。

今ではスマホ一つで解決出来てしまいますが…

ちなみにテレビウォッチのほうは世界最小のテレビ画面ということでギネス記録に

登録されたようです。

6階のグランドセイコーはセイコーの高級腕時計、という理解なのですが

合ってるのかな…?

左はグランドセイコーの最初のモデルで、右が新しいモデルのようです。

地下1階はスポーツや過酷な環境(登山など)で使用される時計などの展示でした。

オリンピックの陸上競技などで使用されるタイマーなどが紹介されていました。

登山家が使うモデル以外にも宇宙でも使えた時計を開発したと紹介があって、

セイコーの技術の高さに驚きました。

エレベーターで一階に戻ってくると正面には周辺にあるセイコーの店舗が

紹介されていました。

展示を見た後でちょっと行ってみるかー、とはなりにくいんじゃないかな…。

思い付きで飛び込みで入ってみましたが結構楽しめました。

最初のほうで書いた通り移動の煩わしさだけがちょっと惜しかったです。