■■4日目:夕方~夜の宮島■■
ホテルに荷物を置いて夕方の宮島へ。
お店の営業中は天幕が貼ってあるのですが、営業終了時は天幕を畳んでいるのは
知りませんでした。ここから五重塔が見えるんだ…
前回は夜のライトアップしている時間に見に来たのですが、今回はせっかくなので
夕日に照らされた大鳥居を見に来ました。
シルエットだけでも画になるなぁ。もうちょっと夕日を中央に出来たらよかったのですが…
前回は囲い越しにしか見なかったので、鳥居の形が良く分かるこのショットが
結構お気に入りです。
そういえばお昼に入った宮島歴史民俗資料館で、大鳥居に設置されている神社名は
裏表で違うと書いてあったのを思い出して確認。
本殿側は「伊都岐島神社」。古い神社名ですね。
瀬戸内海側は厳島神社。漢字は嚴島神社、かな?確かに表裏で違うんですね。
更にそういえば、水族館で宮島はラムサール条約*1に登録されているという展示があって
いまいちピンと来なかったのですが、引き潮の時にこうしてみると何となく納得。
…と思って改めて調べたら条約の対象エリアは鳥居のほうではなく、島の南西側の模様…
あ、そうなんですね…
前回、帰り際に遊覧船に乗って海側から大鳥居を見られることを知って、心残りだったので
今回は夜のライトアップ時に見ようと思って予約を取っておきました。
こちらの遊覧船、というか屋形船で大鳥居の沖のほうへ向かいます。
船の中では厳島神社に関する歴史等を説明してくれました。
その中で弥山がそのシルエットから女性的な山として崇められているということを
知りました。
一応こういうことらしいということで補足です。
確かにこう見ると女性的に見えてきますね。
大鳥居の沖に来ると船がその場で一周。神社に参拝するときに鳥居の前で一礼するのと
同じで、船で来た時の作法なんだそうです。
あと、昔宮島が神の島として上陸できなかった時代、本州側に外宮が建立されていて
今も存在することを知ったので、明日行くところリストに急遽追加。
島側に目を向けるとライトアップされている大鳥居が見えます。
どうにか本殿と大鳥居が一直線になる位置で取りたかったのですが、
船の揺れでブレブレでした。何とか綺麗に映っていたのがこの写真。
まぁ、これはこれで。
そういえば、宮島のフェリー乗り場近くにローソンが出来ていました。
こんなに暗くなっても開いているのはありがたいです。
…暗すぎてローソンか怪しい写真になってしまってますが。
せっかくなので島のほうからもライトアップされた大鳥居を見ておきます。
まだ引き潮なので結構近くまで寄れました。そういえばさっきの遊覧船での説明で
鳥居の一番上の梁?の左右は陰陽道の概念が取り入れられていて、太陽と月のマークが
付いているという説明がありました。
これについては明日の朝、厳島神社の参拝ついでに確認することにします。
夜の商店街は赤提灯が灯っていていい感じの雰囲気になっていました。
*1:国際的に重要な湿地に関する条約