■■3日目:札幌⇔小樽■■
北海道旅行3日目は小樽へ。
電車に乗っている途中見かけた駅。ストライクの進化後かな?
るたおに到着。
小樽駅では古い看板等が残されていました。今回あまり電車を使わなかったけど、
古い駅舎が残っている光景はもう少し見てみたかったな。
そういえば北海道では「終点」ではなく「終着」という言葉を使っているのが
なんかいいなと思いました。
どん詰まりではないから終着なのかな?
小樽の広告でよく見る運河!…自分で撮るとなんか違う感じがする。
裏側がどうなっているのかずっと気になっていたのですが、割と普通の倉庫街でした。
予約しているツアーがあるのですが、まだ時間があるので少し見学へ。
日本銀行旧小樽支店です。…本当は別の銀行を見るつもりだったのですが、
勘違いしてここに来たのはナイショ。
日本銀行本店や東京駅を設計した辰野金吾が設計したとのこと。
直線と曲面が使い分けられていて美しい建物です。
ここに日本銀行の支店があるのは、元々出張所が置かれていたのですが、
小樽が貿易・商業都市として発展を続け日露戦争で領有権を得た南樺太開発の
中継地にもなり、北海道経済・金融の中心としての地位を占めるようになり
出張所から支店へ格上げとなったようです。
大正の時代ではありますが、道内随一の銀行支店数を誇り「北のウォール街」に
なったそうです。
そのせいもあってか銀行だった建物がそのまま残っていて、店舗として
使われているところもありました。
外装だけじゃなくて内装も気合が入っていました。
実際に使われていた金庫も残されています。扉、こんなに分厚いんだ…
さて、程よく時間がつぶれたところで予約していたツアーの集合場所に向かいます。
ツアーというのは青の洞窟という場所に行けるクルーズツアーです。
が、当日の朝に電話があり、沖合の波が高く青の洞窟までは行けないとのこと。
湾内クルーズなら船が出るけどどうする?ということで、まぁ他に予定も無いし
せっかくなので湾内クルーズに参加することにしたのでした。
これは待ち合わせ場所近くで見つけた標識。初めて見ました。
で、ツアーのほうは小型ボートに乗り込み、まず運河の北側から入っていきました。
広告で見慣れた方は南側です。こっちは漁船が多く停泊していました。
北海製罐(せいかん)株式会社の工場。UCCの缶や白い恋人の缶を作っているのだそう。
こっちの倉庫は仮面ライダー2号だったかで、ショッカーの基地として使われたのだとか。
それから湾内に出たのですが、すでに波が高くボートがちょっとスピードを出して
波に乗ると体が浮き上がるほどでした。
こんな写真しか残っていませんでしたが、少しでも波の感じが伝われば…
時折波がボートに飛び込んできてずぶ濡れになるシーンもありました。
(貸出しのレインコート着ていたので事なきを得ましたが)
この堤防を出て沖に出ると青の洞窟があるのですが、白波が立っていて
湾内の波を体験した後だと、とても沖には出られないなと思いました。
ちなみにこの堤防は築110年だそうです。この長さをそんな昔に…
後は湾内に停泊している船などを眺めて終了となりました。
青の洞窟に行けなかったのは残念でしたが、十分楽しむことが出来ました。
その2に続きます。