梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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迎賓館赤坂離宮を見学

開催日など

毎週水曜日休館

その他使用状況によるので公式ホームページ参照

料金

(大人)

和風別館・本館・庭園:¥2,000

本館・庭園:¥1,500

和風別館・庭園:¥1,500

庭園:¥500

見学時間

和風別館:1時間

本館・庭園:1時間程度(目安)

写真撮影

館内は撮影禁止。屋外は撮影可能

予約方法

和風別館の見学をする場合はインターネット予約

本館・庭園のみなら予約不要

公式ページ

https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

どうしても有料の施設って二の足を踏んでしまいがちです。

それが2,000円となるとだいぶ考えてしまいます。

が、ここは行ってみて本当に良かったです。

 

最寄り駅は四ツ谷駅…になるのかな?距離的には信濃町も大差ないですが、

高低差があるので四ツ谷のほうが楽です。

一般参観もですが西門から入ります。

帰りは正門から出るのでどちらにせよ必ず通るのですが、先に正門を見ておくと

テンションが上がるかもしれません。

場所が場所なだけにチケットを購入する前に手荷物検査があります。

やることは空港の保安検査と同じイメージです。

和風別館を見学する場合はスタッフに予約した旨を伝え、受付メールの画面を見せると

参加証の入ったカードを受け取れます。

集合時間までは迎賓館について説明をしている映像を流している部屋で待機です。

時間になったらこれから行く場所の概要説明や迎賓館についての説明を受けます。

 

本館を横切って、普段は立ち入り禁止になっている柵に入っていくと和風別館に着きます。

ここまでの動線は撮影禁止ですが、入り口だけ撮影可能となっています。

要人を迎える施設だけあって左には桐の紋章が。

建物に入ると基本的には撮影禁止、というか撮影できる機械の操作禁止という感じで

スマホが鳴っても操作しないでくださいとの注意をされます。

門に入るとシンプルながら落ち着いた感じの庭があり建物に進んでいきます。

中は華美な装飾は無いですが下手に触れない感じの内装になっています。

特に土壁は貴重な土を使っているそうで、しかも傷が付いたりして塗り替えが

必要となると一面やり替えになるので1000万円程度の補修費がかかるとか…。

 

一旦建物を抜けて庭に出ると、こちらは撮影可能とのこと。

芝はしっかり刈り込まれているし樹形もきれいに整えられていて、かなり手間が

かかっているんだろうなぁ、という印象。

反対側には迎賓の間などに飾られる盆栽があります。

長いものだと樹齢90年くらいのものもあるのだとか。

ちなみに奥の木の向こう側は赤坂プリンスホテルがあるのですが、木が上手いこと

目隠しになっているんだそうです。

再び建物内に戻り、広間・茶室・即席料理室と見ていきました。

広間は旅館などの大広間のような感じで結構広かったです。真ん中には

掘りごたつになっているテーブルがありますが、部屋の用途によっては床下にしまって

畳を敷いて大広間のようにもできるそうです。

 

茶室は一般的なイメージの茶室と違って、お茶をたてるところがステージのようになっていて

周りにベンチがあってお茶をたてる様子を見るスタイルになっていました。

茶室にある茶器は日本国宝の方が作った物だそうですが、みんな遠慮するので

それを使ってお茶を飲んだ要人はいないんだとか。そりゃそうだ。

 

即席料理室は料亭をイメージしてもらえばいいかと思います。

厨房側の床が低くなっていたり換気扇が足元のほうにあったり、かなり気を使った

設計になっていました。

 

建物内を見終わったら庭のほうに出てツアー終了となります。

庭側からは撮影可能だったので、建物はこんな感じです。

前の池には鯉が泳いでいて、上皇陛下の提言によって交配して誕生したという

ヒレナガニシキゴイも泳いでいます。

ツアーが終わると本館の裏側で解散となります。

本館混みのチケット購入しているのでそのまま本館見学へ。

本館裏側にはなかなか見ない大きさの噴水があります。

これも費用かかってるんだろうなぁ。

ネオ・バロック様式の建物は特に二階部分が彫刻があったりディティールが

細かくて見応えがあります。

館内に入る前に改めて正面を見ておきます。

宮殿建築ってほぼ見たことないんですが何というか迫力がありますね。

屋根の部分についている、この辺りの装飾とか他の建物では中々見られません。

二枚目の球体はU〇Jとかでありそうだな、とか考えてしまいましたが(笑)

本館も館内は撮影禁止でしたが、本当にすごかった。

入ってすぐの廊下は天井も高いし確かに豪華な感じもしますがちょっとシンプルだなと

思っていたのですが、広間に入るとこれでもか!ってくらいの装飾が施されていて

圧巻されました。

私の語彙力が無いので上手く伝えることが出来ないですが、ここは行けるようでしたら

是非行ってみてほしいです。豪華絢爛という言葉のイメージが更新されるくらいの

衝撃でした。

写真集でもないかな、と帰りに入った売店で見つけた写真集を買うくらいには

何度も見たい内装でした。

 

写真も撮れないしどうしようかな、と思って後回しにしていた施設でしたが

行ってみて本当に良かったです。