こちらの記事で少しだけ触れていたデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
(以下デデデデ)の原作を読みました。
映画を観た感想は以下のようなものでした。
感想は…個人的にはちょっとピンとこなかったかな、というところです。
作画とか演出はすごかったですが、劇場でやる意味はあったかな?と。
設定は興味深かったので先が気になる感じですが、ちょっと出し惜しみしすぎな気も。
後編は見ないと思うけど原作はその内買ってみようかとは思いました。
この後ネットで他の人のレビューや感想を見ていたのでしたが、概ね好評の様子。
もしや原作を見ていると評価が変わったりするのだろうか、と思い原作を購入しました。
2週間弱で全巻読み切ったのですが、読んでよかったと思える作品でした。
門出・凰蘭をはじめとしたキャラデザは最初の内は微妙だなと思っていたのですが、
読み進めていくうちに違和感が無くなっていき、背景の書きこみにもよく馴染んでいました。
というか凰蘭が奥深いというか深すぎるキャラで、映画を観て受けた印象から
180度変わりました。映画後編で、あのがどう表現してくるか楽しみです。
映画ではバッサリカットされていたと思いますが、政治の話はちょっと微妙かな?と
思いました。
そういう意味では新規の人にも分かりやすくするために、映画ではカットしていたのかな、と。
ただ、カットしたが故に原作に漂うディストピア感が薄れていたので、
その辺りが原作を見ていた人の感想とズレが生じてくる原因になっているのかも。
キャッチコピーにもなっている地球がくそヤバいは、原作未読で映画前編だと
大げさに言っているだけかと思っていたのですが、原作を読み進めていくと
思っていたよりも地球がくそヤバいことが分かり、どんどん惹きこまれました。
映画の方は原作とエンディングを変えてくるとのことなのと、
見応えのあるシーンは後編のほうが多そうなので観に行こうかなと思います。
前編で原作3,4巻分(+2巻)はやったけど残りをどうまとめるかも含めて
楽しみになってきました。
私のように映画を観ていまいちピンと来なかった方も、少しでもこの作品の
世界観に興味を持ったら読んでみることをオススメします。
多分後悔はしないはず。