長崎の旅2日目後編です。引き続き長崎市内を散策していきます。
前編・中編はこちらから。
■■2日目:長崎市■■
さて、ここまでかなり順調に来たので思ったよりも時間に余裕があります。
いくつか候補は用意しておいたのですが、翌日見て回る予定だった
出島に行くことにしました。
出嶋橋を見に行った時に思ったのですが、出島って周りは埋め立てられて
地続きになっているんですね。
いえ、正確にはお堀みたいになっているのですが、教科書で観た扇形の島とは
ちょっと違いました。
そういえば鎖国時代の出島は知っているけど、その後は知らなかったなぁと。
中は当時の建物が再現されて、建物の中は資料などが展示されていたり、
当時の生活場面が再現されていました。
やっぱり原爆資料館でも思ったことですが、もっと歴史を知っていたら
楽しめたんだろうなぁと思う展示内容でした。
あと、出島自体はもっと広いイメージをしていたのですが広くないんだなぁという印象。
なぜミッフィーが?と思ったら、オランダ出身だったんですね。
結構見るところが多くて意外と時間がかかってしまいました。
それでもホテルのチェックインまでにはまだ時間があるので、ひとまずホテルも近い
長崎駅へ。近くの商業施設で時間を潰してからホテルにチェックイン。
いまさらですが、ビジネスホテルの部屋って入るとちょっとワクワクするのは私だけ?
※ダブルベッドの部屋ですが一人旅です。念のため(笑)
さて、部屋に荷物を置いたら今度は夜景を見に出かけます。
長崎の夜景は新夜景三景に認定されているそうで、1000万ドルの夜景なのだそう。
100万ドルの夜景も見たことないけど、楽しみにしていました。
観に行ったのは稲佐山山頂の展望台でした。
こちらは標高333mで東京タワーと同じ高さから、市内の夜景を見下ろせるようです。
駅前からバスに乗って、麓のロープウェイ乗り場近くまで向かいます。
バスがどんどん来る割には目的のバスが来ず、やきもきしましたが
少し待っていたらやってきました。
麓のバス停に着くころにはすっかり日が落ちて暗くなっていました。
ロープウェイ乗り場に向かう道は街灯が少なく、足元も見えないほど暗いところも
ありました。
カメラが頑張って明るく補正してくれていますが、実際は足元も見えないです。
神社の奥にあるという不思議なロープウェイ乗り場でチケットを買って
ロープウェイで一気に頂上へ向かいます。
私はロープウェイというか高いところが苦手で、よくよく考えたら東京タワーの
てっぺんと同じ高さまで一気に登るとか恐怖でしかないのですが、辺りが暗かったので
それほど高さを気にせず登ってしまいました。
ロープウェイを降りてからエレベーターに乗り継ぎ、少し歩くと展望台に着きました。
らせん状のスロープを登っていき、屋上で観た景色がこちらです。
確かに1000万ドルといわれることはあるなと思える景色でした。
ただ、後日聞いたのですが、将来的にはこの風景は見られなくなる可能性があるそうです。
理由は斜面に住んでいる人たちの高齢化が進み、後継者がいないため
そういった家の照明が減っていって、今ほどの明るさはなくなるとの予想だそう。
亀山社中に向かう時に実感しましたが、確かにあの坂や階段を日常的に登り降りするのは
高齢者には難しいし、若者が住もうとは思わないだろうなと思います。
今だけの景色をしっかり目に焼き付けておきました。
3日目に続きます。