長崎の旅最終日です。いざ、軍艦島へ。
1日目・2日目はこちらからどうぞ。
■■3日目:長崎市■■
3日目は軍艦島ツアーの予約をしていました。
正直なところを言うと、軍艦島の存在は知っていたものの長崎にあることは
知りませんでした。観光情報を調べていた時に見つけて、すぐに上陸出来ないか調べました。
出航は10時半なので、少し早めにチケット発行をしている軍艦島デジタルミュージアムへ。
こちらで予約しましたが乗船券があればそのまま見学ができるとのことだったので
見ていくことに。
スタッフの方が当時の生活を解説してくれるコーナーがあったり、島内の建物の
再現模型があったり、なかなか見応えがありました。
特にVRゴーグルでドローンが撮影した映像を見るコーナーは、立入禁止のエリアも
見れるのでおススメです。
出航30分前くらいに船乗り場に向かいました。こんな感じの船に40分ほど乗って
軍艦島を目指します。
船内ではスタッフの方が船から見える名所や世界遺産の案内をしたり、軍艦島の
解説をしてくれたり、VTRを見せてくれたりして充実した内容でした。
そしていよいよ軍艦島が近づいてきました。周りに島や陸が無く本当に5000人超の
人が住んでいたのかな、と思わず考えてしまいました。
島の周りを回ってくれたのですが、何となくジブリのラピュタが頭をよぎりました。
生活の跡は確かにあるのに、もう誰も住んでいない物悲しさというか…
撮影ポイントとして軍艦に見えるポイントに船を止めてくれたのですが、本当に
軍艦の形に見えたのは感動しました。
ちなみに軍艦島に着岸できるかは、実際に島の近くまで行かないと判断が
出来ないそうで、島が目の前にあってもギリギリまで分かりませんでした。
さて、私が上陸できたかというと
運が良く上陸することが叶いました!
職場の人に話した時、行ったけど接岸できなかったという話も聞いていたので、
覚悟していたのですが、上陸出来て本当に良かったです。
島内では3か所の見学ポイントがあって、それぞれの位置から見える光景を
スタッフの方が解説してくれます。
以下撮りまくった写真と覚えている範囲の解説。
高いところに建つ建物は、当時身分の高い。偉い人が住んでいた住宅
緑のネットのある辺りは通路になっているそう
奥に見える建物は島の小中学校の跡。以前は手前に体育館が建っていたそうですが崩壊したとのこと
橋げたみたいに見えるところはベルトコンベアの支柱
半円状の部分は島の反対側に抜けるトンネルを塞いだ跡
映画のセットのようにも見えてきます
島の外縁部分の補修跡。逆光で分かりにくいですが…
これが分かりやすいかな
潮風に曝され続けて見たこと無いくらい錆ついたモーター
灯台は炭鉱の操業時にはなかったもの。なぜなら生活の灯りで島が明るかったから
真ん中あたりに見える白いタイルは炭鉱夫達の浴場
真ん中より右寄りにある高い建物は竪坑への入り口だった建物
階段が見えるけどどこにどう繋がっていたんだろう…
プールの跡…だったかな
真ん中右寄りの建物は国内最古の鉄筋コンクリート造りのアパート
立ち入り禁止なのも納得の崩壊具合。でも行ってみたかった…
右に見える柵で囲われた部分が見学者用通路。途中に3か所広場になっているポイントがあります
広場はこんな感じです
人の手が入っていないとこんなに荒れ放題になるんだなぁ…
去り際ギリギリまで写真を撮る手が止まりませんでした。いつかまた行きたい。
島の船着き場。波も静かで本当に良かった。
次にきている別のツアー船等制約もあり、上陸時間としては50分弱程度でしたが
大満足の時間でした。
後編に続きます。