今期放映しているアニメでは、”この世界は不完全すぎる”と”ダンジョンの中のひと”が
毎話楽しみです。
どちらもゲーム世界をモチーフにした話ですが、舞台裏のほうに焦点を当てた作品です。
”この世界は不完全すぎる”は、ログアウト不能になったフルダイブVRゲーム内で
クリアを目指しながらデバック作業を続けていくデバッカーが主人公のお話です。
クリアを目指すといってもデバックをしながらだったり、仕様やグリッチなどを利用して
攻略したりとゲームで遊んでいるとあるあるなネタもあって面白いです。
昔Twitter(現X)で1話を見て1巻だけ買ってそのままになっていたのですが、
アニメを見て続巻も買ってみようかなと思い始めています。
”ダンジョンの中のひと”は地下迷宮を攻略していた主人公がひょんなことから管理人に
雇われることになり、ダンジョンの運営をしていく物語です。
こちらはRPGのダンジョンを運営サイドから見ているような話しです。
浅い階層の宝物の補充だったり、深い層ほど強いモンスターが担当していたりとか
ゲームをプレイしていると気になることが管理人側の視点で説明されていくみたいで
面白いです。
上のこの世界は(以下略)では管理者コマンド等が出てきますが、こちらでは
魔法として処理されていて個人的には好きです。
ついでになってしまいますが、ダンジョンものといえば前期のダンジョン飯も良かったです。
一時期5ちゃんねるに投稿されていたRPGをネタにしたSSを読み漁っていたことがありました。
ドラクエ3あたりの、今より主人公達に設定が少なかった頃のゲームをプレイしていて
妄想していたことがネタにされていて、他の人だとそう解釈するのかと思ったりして
楽しかったなぁ。
個人的に一番記憶に残っているのは、”勇者「魔王倒したし変えるか」”という作品です。
ドラクエを舞台にしたと思われる作品ですが、全滅後に教会で復活することや
食料の問題など非常に残酷に描写されています。読み返してみると残酷すぎるような気が。
…読んだ当時若干中二病が入っていたのかも。
作者が小説家になろう上に再編集したものをまとめていましたのでリンクを貼っておきますが、
調べてみたら検索してはいけない言葉に並んでいたので、一応閲覧は自己責任で。