開催日 | 毎日開催(天候により見学内容変更の可能性有) |
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料金 (大人) |
コースによる 1,000円~4,000円 (本稿は地下神殿コース:1,000円) |
見学時間 |
コースによる 55~110分 |
写真撮影 |
基本可能 水槽に降りていく階段等一部制限有 |
予約方法 |
オンライン予約 |
公式ページ |
タイトルだけだとイメージが付きにくいかもしれませんが、サムネイル画像にも
設定した通り地下神殿とも言われるあそこの見学に行ってきました。
特撮、というか仮面ラ〇ダーの戦闘シーンでお馴染みのところですね。
(W~ゼロワンの辺りしか見ていないので最近はどうか分かりませんが…)
場所は東武野田線アーバンパークラインの南桜井駅です。
徒歩30分程度ですが、あまり目印が無くちょっと分かりづらいです。
終盤は用水路の横を歩いて行くので、「本当に合ってる?」という気持ちになってきます。
龍Q館という建物が集合場所・受付になっています。
時間まで館内の見学ができるのですが、月曜日は閉館していて1階のエントランスだけ
見ることが出来ました。
あまり展示物はありませんが、ドラマなどの撮影で使用されているので俳優などの
サインが展示されています。
時間になって参加者が集まるとこれから行く神殿、ではなく水槽を含めた施設の説明が
始まります。
2006年に完成して、年平均7回稼働していてこれまでに143回稼働しているなどの
説明がありました。
それから外に出て水槽への入り口に向かいます。飾り気が無くて、なんか秘密基地の
入り口のようでワクワクします。
ここから116段の階段を降りて水槽に向かいます。途中から急にヒヤッとしてきます。
説明によると今朝の水槽の気温が12℃だったとのこと。外気と5℃以上温度差があります。
階段を降りるとあの地下神殿が見えてきます。とにかく天井が高い!柱がデカい!
追加で簡単に説明を受けて15分の自由見学となります。
といっても奥のほうまで行けるわけでは無く、かなり限られたエリアでの見学となります。
写真の奥側にポンプが合って江戸川に放水するようになっています。
天井までの高さは18m。ハッチになっている部分があり、年に1回程度床に溜まった
土砂を掃除するためにブルドーザー等の重機を入れる入り口になっているとのこと。
雨が降っていたので隙間から雨水が落ちてきていました。
ちなみに見学コースは水の流入がある度に手作業で泥かき作業を行っているそう。
お疲れ様です…
ここに来るのに降りてきた階段。階段からの撮影は禁止となっています。
他の参加者と係員の方が写っていますが、柱の大きさが分かりますでしょうか。
奥は第一立坑というところで、他の川から流入してきた水がここから水槽に
流れてくるイメージ。最下部はここからさらに50mも下とのこと。
手前のブロックは上述した重機用の車止めだそう。
このラインはポンプの運転水位等を示したもの。上はこれ以上水位が増えないように
しないといけないライン。確かに茶色くなっているのもそれ以下ですね。
下はポンプが空転しないように停止するライン。改めて相当な容量の水が
流れてくる想定なんだな、と実感します。
柱の工法は割と普通のコンクリートと変わらない?
ちなみに柱1本で500tあり、地下水の浮力で水槽が浮かび上がらないように
押さえつけているとのこと。
色々書いてきましたが、実際のところは見学時間は15分でもちょっと
長いくらいでした。
というのもさほど奥まで行けないし、ひたすらデカい柱が並んでいる空間なので…
映える写真とか撮る腕前があったら、もっと楽しめるのかもしれませんが。
時間になったら階段を登って自由解散となりました。
感想としては、たまにテレビで見る光景を見ることが出来てよかったなと思いました。
ただ、上でもちょこっと書いた通り、似たような光景がずっと続いているので
飽きも早いかなと感じました。
もうちょっと現地に設備があれば色々聞くことが出来たかもしれませんが、
あくまでも水槽であって現役稼働の設備なので仕方ないかな、と。
参加したのは地下神殿コースだったのでこれで物足りなかったら、他のコースに
参加してね、ってことだったら上手い誘導だなと思いました。
ただ地下神殿コース以外のコースは時間が遅いので微妙に参加しづらいんですよね…
ちなみに水槽に水の流入があると、上の写真の部分には行けないので天井近くにある
メンテナンス通路から見下ろす形になったりするみたいで、同じコースでも
内容が違うことがあるようです。