梅しそ雑記

私自身の興味にまみれた自己満ブログです

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北海道に行ってきた話~9日目~【15/15】

■■9日目:大沼公園~帰宅■■

この日は帰宅する日です。1週間ちょっとの旅もとうとう終わりの時が来ました。

最後は大沼公園に行くので、2日間過ごした函館とお別れ。

朝食は朝市で焼き鮭定食を食べました。

函館駅でいい感じの看板があったので撮影。

それから電車に乗ってアナウンスを聞いていると、どうやら大沼公園最寄りの駅では

ICカードは使えない様子。

ICカードで入場してしまったので、慌てて駅員さんに伝えて切符を買って入りなおしました。

この旅で全く乗らなかったわけではないですが、ちょっと電車に乗る頻度が少なかったのが

心残りではありました。1両編成の電車でローカル感を感じます。

40分ほど電車に揺られて大沼国定公園に到着。

ここに来たのはここが日本新三景だからです。…まぁ、ざつ旅で知ったのですが。

この藤棚は大正天皇が皇太子時代に大沼へ行啓されたことを記念に

植栽されたものらしいです。ちょうど満開くらいのタイミングでした。

さて、どう見て回ろうかと思って歩いていると、ちょうど遊覧船に乗れる時間だったので

まずはこちらに乗ってみることにしました。

奥に見えているのは北海道駒ヶ岳です。登山はできるそうですが、あの尖がっている部分の

頂上は崩れる可能性があるため登れない模様。

日本新三景ってどうも日本三景と比べて、ここ!みたいなところが無いというか、

エリア全体が指定されているような気がします。

…と思いましたが、松島もここ!ってところは特にないですね。

この辺りの湖面に島がぽつぽつ浮いている辺りは何となく松島を思い出します。

ちなみにこの湖は大沼と小沼に分かれていて、火山噴火によりできたので

水深は浅めなのだそう。

小沼に至っては湖に認定されるギリギリの5.5mという話でした。

湖面に浮いている島には橋が架かっていて遊歩道のようになっているルートがあるので、

一番時間がかかる大回りのルートを歩きました。

エゾヤマツツジが満開でした。東京で見るツツジとは何かこう勢いが違うというか、

華やかさがあるような気がします。

何年も前にヒットした「千の風になって」がここ、大沼公園の湖畔で誕生したそうで

それを記念したモニュメントがありました。

…千の風になってって今の若者は分かるのだろうか、と思って調べたら2007年の曲だそうで。

遊歩道を歩きながらいい感じのアングルを探していきます。

観光案内所で手に入れたマップにビューポイントが載っていたのでそれを参考に。

多分北海道駒ヶ岳・湖面・それに浮かぶ島がポイントなんですね。

時期によっては水面にはスイレンが咲くそうなので、また違う景色が楽しめそうです。

遊歩道の脇に謎の塔がありました。何だったんだろうこれ…

池を見たら今度は謎の魚がいました。鯉はあんな口してないはずだし、

なんかちょっと不気味だったな…

手持ちのマップに日本新三景に入選したことを記念した石碑があると書かれていたので

行ってみました。

が、分かりやすいところに全然無くて獣道の奥にやっと見つけました。

Googleマップにも載っていないし、せっかく日本新三景に入選したことを

記念したものなんだから、もう少し目立つように整備してあげて欲しいところです。

遊歩道を歩いてそこそこいい時間になってので、湖畔近くのレストランで昼食。

じゅんさいそばにしました。

じゅんさいって秋田で食べたことがあるのですが、透明な膜を纏っていて

面白い食感なんですが、中々生産地以外では食べられるところが無く

久々に見つけて嬉しかったです。

帰りは新幹線なのですが、まだ時間は早すぎるくらいです。

でも大沼公園で行きたいところは行ってしまったし…と思ったところで、

平行して進めていたざつ旅の聖地巡礼をやってしまおうと七飯駅へ。

ここから新函館北斗駅まで歩きます。

新幹線の高架があるので迷うことはありませんでした。

本当は作中と同じルートのほうがいいんですが、それだとちょっと遠回りになって

時間が怪しくなるので高架沿いを行くショートカットルートで行きました。

新函館北斗駅に到着。話には聞いていましたが、駅の付近には本当に何もないですね。

ちょっとした買い物でも出来ると嬉しかったのですが…

新幹線の待合ロビーもコンビニレベルの店があるだけ。

予めお土産とか買っておいてよかった。

ここから4時間ちょっと新幹線に乗って東京へと帰りました。

青函トンネルに入った時のメッセージを見ようと思っていたのですが、

その手前でいくつかトンネルがあってウトウトしているうちに入ってしまっていました(笑)

 

というわけで、フェリーから始まり途中で飛行機に乗り新幹線で終わるという

陸海空を制覇した北海道旅行はこれにて終わりです。

長い旅行日記になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。