開催日など |
毎月第2・第4月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)は休館 |
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料金 (大人) |
無料 |
見学時間 |
10~20分(目安) |
写真撮影 |
可能 |
予約方法 |
不要 |
公式ページ |
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/machi/midokoro/1023848/1024005.html |
鉄道博物館などのJRが関係する施設のような名称ですが、国分寺市が運営する
施設のようです。
社会科見学でカテゴリーあってる?と言われると微妙なところですが、まぁ見学には
変わりないので(ごり押し)
場所は国立駅から歩いて10分程度のところにあります。
国立って国分寺と立川の間くらいの印象しかなかったのですが、鉄道総合技術研究所という
施設があったり何気に鉄道の街?
住宅街を歩いて行くといきなり新幹線の車体が見えてきます。
往年の0系新幹線、ではなく新幹線試験電車961型と言って技術開発車両だったのだそう。
試験機とか技術開発機とか、ロボット好きにはちょっとたまらないですね。
見た目こそ0系新幹線ですが、車体・機器などはほとんど新しく設計されたもので
昭和47年に開業前山陽新幹線(西明石~姫路)で当時の電車の世界最高速度286km/hを
達成したとのこと。
その後平成3年鉄道総合技術研究所から国分寺市に譲渡され、資料館として
改装されたようです。
そんなすごい車両がこんな雨ざらしでいいのか…?
中に入って運転席に座ることができます。ノーズ部分があるから高くなっているんですね。
目の前に木があるので実際に運転している時のことは想像しづらいですが、
視界の狭さは良く分かります。
流石に計器類は年季を感じさせます。
客席側は展示スペースになっています。左側は色々な展示物。
次世代新幹線の概念設計モデル…らしいんですが、多分かなり古いですね。
ただ何年前のものかは分かりませんが、少なくとも左のE5・E6系のような形状の
新幹線はかなり昔から検討されていたんだな、ということが分かります。
向かって右側には実際の車両で使われた座席。奥の緑の席がグリーン車みたいです。
座った正面にはビデオが上映されているモニターがあって、見ながら休憩できます。
その後ろにはNゲージかな?ジオラマがありました。
調子が悪かったのか、残念ながら動きませんでした。
上でもちょこっと書いた通り、資料が全体的に古いです。
新幹線の年表も掲示しているのですが2000年入ってすぐぐらいで途切れています。
隣接する建物内にも展示物がありました。ただ、こちらも展示内容がアップデート
されておらず古いです。
施設としては規模が小さく20分もあれば十分すぎる内容でしたが、意外と楽しめました。
展示資料は古いですが、古ければ古いなりに当時こんな展望があったんだなぁ、とか
知ることが出来るのでそれもまた面白いかと。
入場料も取ってないですし仕方ないところはありますが、市が管理する施設だし
もうちょっと力の入れようはありそうな気がしました。