割とキレイに終わるゾンビパンデミックもの、だと思っています。
まんがタイムきらららしい、主人公のゆき達が学園生活部というちょっと変わった
部活を舞台に描かれる物語、と思ったら…みたいな1話は引き付けられました。
この作品を知ったのはアニメでしたが、こちらの1話もほのぼの系?と思わせてからの
落差が良く描かれていました。
とにかく絵が好きな作品でした。それぞれのキャラの特徴が分かりやすくありながら、
魅力的に描かれていると思います。
私としてはりーさんが一押しのキャラでした。目を閉じているときが多いですが、
開いていると美人さんでとてもよきです。あとおっp
構成としては、
1巻~5巻:学校生活編
6巻~10巻:大学編
11巻~12巻:ランダル社編
になるでしょうか。
学校生活編の終盤は絶望的な状況からの逆転が気持ちいい流れで展開されます。
ネットで感想を見ると大学編はちょっと評判が悪いようです。
確かに中だるみ感はありますが、主人公サイドについてくれる自堕落同好会の大学生は
どのキャラも個性的でゆき達の先輩として頼りになります。
中でも喜来比嘉子が好きでした。大人しそうなのにメカ好きというギャップがいい。
40話の扉絵が一番好きな絵です。
最終盤の展開には賛否が分かれそうな気がしますが、個人的にはゾンビものらしくて
悪くないと思います。
コミックのおまけとして書かれている世界設定資料や新聞記事等は、
読み進めているときは考察が捗り、読み終わって改めて見直すと答え合わせができる
いい塩梅の内容です。
12巻まで読み終えたら、~おたより~も是非読んでください。
本編で描かれなかったその後の世界で暮らすゆき達の様子が描かれています。