休館日 |
第4月曜日、年末年始 |
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料金 (大人) |
無料 |
所要時間*1 |
30分~1時間程度(目安) |
写真撮影 |
可能 |
予約方法 |
不要 |
公式ページ | |
地図 |
最寄り駅: JR中央線・総武線 御茶ノ水駅・水道橋駅 都営大江戸線 本郷三丁目駅 都営三田線 水道橋 東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅・御茶ノ水駅 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 |
水再生センターだったり、まだ行っていない施設でも水道に関する施設が多いような気がするのですが、
水道局がそこらへん積極的なんですかね…?
今年の4~9月にかけて改修工事をやっていて再開館したばかりなのでピカピカ…
と思っていたら工事自体は設備改修が主だったようで。
施設名の通り、東京の水道についての歴史がまとめられている施設です。
2階が江戸時代頃の水道整備について、1階は近代の水道整備についての歴史の説明がされているので、
2階から見て回るように案内されます。
これは確か江戸時代の上水道が整備されていた場所を示した図です。
青い線が水道が通っていた箇所ということですね。
それが現在ではこの通り網目のようなネットワークに。
沿岸部分、海の中にも水道が敷設されているようになっていますが、
晴海・勝どき・月島あたりの埋め立て地ですね。
木造住居の梁…ではなく木樋(もくひ)と呼ばれるもので昔の水道管です。
大阪の狭山池博物館でも見ましたね。
こっちは旧東京都庁跡地から発掘されたという木樋の一部。
…展示パネルでは頑なに東京国際フォーラムって書かれていなかったけど、
何か理由があるのかな?
江戸時代の長屋を再現したエリアがありました。
こちらは受付で貸してもらえるタブレットを使うとARで何か説明があるみたいです。
1階に降りてくると近代の水道事業などについての展示になりました。
水道管の輪切りが並んでいましたが、マニアックな人でもないと流し見で終わりそう。
水道関係の設備として展示されていたもので、左から水圧計・消火栓・共用栓です。
水圧計・消火栓は現在では大体埋設されているので見かける機会はありませんね。
共用栓は「蛇体鉄柱式共用栓」と呼ばれていたもので、水の出口が龍を型取っています。
水道の蛇口の語源になったのだそうです。
明治末頃から大正時代にかけて設置されていたものだそうで、蛇口ってそんなに近年に生まれたんだ…
展示物の中で目を引いたのはこちらの水道管の輪切りですね。
小さいものから800・1200・1800・2200・2900㎜の口径だそうです。
2900㎜は日本最大のもので羽村市辺りの取水地から貯水池までの導水管に使われているのだとか。
東京都の主な取水地と浄水場別の給水エリアを表した色分け図。
…なんですが、分かりにくいと思ったのは私だけ?
よーく見れば23区は大体金町浄水場か三郷浄水場だということは分かりましたが…
説明パネルが多くて、全部ちゃんと読もうとするとちょっと疲れる量でした。
水道の発達とか進歩についてはかなり分かりやすかったと思います。
*1:私が実際に見学した時間と映像などを見ることを考慮した時間で記載しています